2010年6月25日金曜日

フランス人の気分で作ればラタトゥイユってことなのか?

トマトの野菜煮込みといえば、フランス料理の定番でもあるラタトゥイユ。
野菜をオリーブオイルで炒めて、その後トマトで煮込むというシンプルな料理だ。

ちなみにこの料理のカタカナ表記はラタトゥーユだと思っていた。
しかし、ラタトゥイユという表記も同様に使われているようだ。

試しにGoogle で検索してみたが、検索結果を見ると拮抗した数字だった。

フランス語の表記はRatatouille 。
綴りから考えるとラタトゥイユの方が正しい発音に近いようだ。

ラタトゥーユで入ってきたものを、後から訂正しようとしているのかな?
どっちにしても、正しい発音には程遠いからたいした問題ではないのだけれど。


●ラタトゥイユに似たイタリア料理

ラタトゥイユと似たイタリア料理にカポナータという料理がある。

これも野菜のトマト煮込みという点は共通する。
なすがメインなのも共通点といえる。

この料理は、ワインビネガーや砂糖を使い甘酸っぱい味にするのが特徴だ。
だからラタトゥイユとは完全に違う料理だと認識できる。

困るのが南イタリアのチャンボッタという料理。

この料理はラタトゥイユとそっくりなのだ。
レシピを見比べても、その違いがよく分からない程だ。


●ちゃんと区別が出来るのか?

ラタトゥイユとチャンポッタ。
イタリア人やフランス人は、食べ比べて違いがわかるのだろうか?

イタリア人が食べればチャンポッタで、フランス人が食べればラタトゥイユなのだろうか?

あるいは、イタリア人が作ればチャンポッタで、フランス人が作ればラタトゥイユ?
じゃあ、日本人が作った場合はどうなるのだろう?

人生においては全くどうでもいいことなのだが、なぜか気になる。

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