2010年7月8日木曜日

何でこの時期に?

仙石官房長官が、刺激的な発言をしているようですね。

第二次世界大戦後の韓国への保障についてです。

仙谷由人官房長官は7日の日本外国特派員協会での記者会見で、韓国との戦後処理について質問を受け、「一つずつ、あるいは全体的にも、この問題を改めてどこかで決着を付けていくというか、日本のポジションを明らかにする必要があると思っている」と述べ、従来の政府の対応は不十分だとの認識を示した。
これに関連し、仙谷氏は同日の記者会見で、日韓請求権協定で消滅した個人の請求権について「法律的に正当性があると言って、それだけでいいのか、物事が済むのかという話だ」と述べ、政治的判断で個人補償を行うべきだとの考えを示唆した。仙谷氏の発言は日韓両国の間に波紋を呼ぶ可能性がある。
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2010070700917




まあ、個人の主張は色々あるのでしょうが、官房長官として話されたとなると、結構大きい問題ですね。

発言内容の是非はともかく、かなり大きな波紋を投げかけることだけは間違いないでしょう。

それ以上に個人的に気になるのは、この発言をするタイミングです。

参院選の投票日まで一週間をきったこの時期を選んで発言したのでしょうか?

消費税問題で民主党の旗色がわるいから、争点をずらそうとしたのかなあ?

だとしても、この発言は選挙にプラスになるとも思えません。

一部でかなりの反発があるのは間違いないでしょうね。

それに、民主党を左翼政権だと見せないように繕ってきたこれまでの努力が全て無駄になってしまうようにも思います。

リベラルな人には受けが良い発言でしょうが、真ん中から右の人には民主党に拒否反応をする人も多いでしょう。

それでもプラスになると考えたのかなあ?

まさか、次の参院選で引責辞任をしないといけないから、今のうちに発言をしておいたとか?

何にしても、わけわかりません。

まあ、今に始まったことではありませんが。

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